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Vol.1小さな島の観光協会の中を覗いてみた。大人の島留学生エイちゃんにインタビュー。

こんにちは。役場でインターンしていた髙橋です。島でのインターン、ラストの業務は観光協会のインタビューです。

今回、観光協会の3名(えいちゃん・小西さん・澤岡さん)にインタビューをしました。観光協会って実際には何をするところなんだろう??という疑問からお話を伺うことになりました。それぞれの観光への捉え方、仕事に向かう姿勢が違っていて楽しく聞かせてもらいました。

まずは えいちゃん です!

えいちゃん

大学時代のインターンでの出会いをきっかけに(新卒で)観光協会に1年勤務した 大人の島留学 知夫村の第1期生。島好きの旅人。じっとしていられないタイプでお酒好きのフッ軽アクティブ兄さん。

ー担当業務は何ですか?

広報担当をしていて、主にSNSでの情報発信やポスター、イベントの際の掲示なども作っています。(デザイン関係の仕事は)今までやったことがなく
てむしろ避けていたポジションだったから、こっち来てからはじめたかな。

https://www.instagram.com/chiburijima_kankou/


今まで業務的なことはインターンでの経験しかなくて、物作ったり作業するよりはイベントの企画など比較的リーダー的役割を担っていたから人と関わるばかりで、パソコンに向かうことがなかった。デザイナーをしている知り合いとかネットの掲示物作っている人のものを真似てみながら試行錯誤だね。

観光で来島した方からネットのあれ(自分が掲載に関わったのもなど)見てきました。とか自分が関与しているものだとわかったり、伝わった人からのリアクションが嬉しい。

ーインターンは何してたんですか?

インターンは離島の地域振興に関わること。特定の島というよりは離島全体のことで、(コロナ禍で)島に行くのは難しいから島のことを知ってもらう機会を作ろうっていうのでオンラインイベントをしたり、、観光というよりは生活にフォーカスして島の日常を発信する感じ。

ーなんでそんな島が好きなんですか?

島ごとに違うものがいっぱいあるのが魅力。ここ(知夫里島)は2時間ちょっとで着くけど、夜景が見えてたのに朝起きたら海の真ん中みたいな時とか。「同じ日本だけど海を越えていくの、なんかワクワクしない??」

普段から旅の妄想をしているんだよね。

ー観光協会だったのはやはり観光に携わりたかったから?

(大人の島留学で)観光協会を選んだのも島の人はもちろん外の人と関わって島の良さを知って欲しいと思ったし、それをしやすい場所だったからかな。

ーどうやって知夫に辿り着いたの?

もともと大学時代、インターンしていた時にオンラインイベントでゲストだった島の人と知り合いになったんだけど。その人が「4月から海士町行きます」っていうので一緒に行ったんだけど、、、

僕の中でも大学卒業して何年も働くより、コロナが落ち着いたタイミングで海外に出たいっていうのがあったから1〜2年で仕事しながら経験詰めるのないかな、って探している時に大人の島留学を見つけたんだよね。めっちゃ面白そうじゃん、島が大好きだから。縁だね。

事前来島(仕事を決める前に島を見に行ったり)も全くせずに説明会の知夫の話を聞いただけで決めたね。

ー大人の島留学生で良かったことは?

大人の島留学とは、20代若者の就労型お試し移住制度。1年間島での仕事と暮らしを体験し、一人の島民として様々なことに挑戦します。

(この制度を使わなければ)他の島との関わりがなかったと思うから、他の島にも島留学生がいて、横のつながりがあって良かったって思うかな。島を超えて取り組むことへのハードルが低いし、それがメリットだと思う。

ー知夫ってどんなところ?

写真とか動画だけじゃ伝わらないことがたくさんあるよね。牛は、牧場に行けば会えるけど、観光スポットに行く途中の道で牛が寝てますってありそうでないことが起こるのがこの島だよね笑

ー好きな過ごし方は??

1位に乾杯、2位に海、3位に週二のバド(笑)

地域おこし新聞に載った大人の島留学生の記事(回覧板で島を回ります)

ー今後とか将来像はありますか?

1年住むと人との関わりがあるから、(現時点では将来的に継続して)ここで働くかはわからないけど何か手伝えることとかあれば島を離れていても今後も関わっていきたいね!

インタビューを終えてみて あとがき

離島好きの旅人が観光に携わって情報発信をし、自分のスキルも磨き続け、仕事以外でも島での生活を楽しんでいました。フッ軽でどこにでも現れる彼の行動力とできることの範囲が広く、インタビュー中もずっと笑顔でいつも楽しそう!エネルギーで溢れている人だなあ、、と思いました。

ちょうど1年が経ち島に残る人、残らない人、それぞれの道へ進みます。他にも個性豊かな島留学生たちがいました。来年度からどのような人が島に来るのか楽しみですね!

取材・編集(髙橋)撮影(吾郷さん)

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