新卒で離島で働くことの可能性とは
2022/9/4
こんにちは! なぎんこです!!
今回は「島の若者のゆる語り①」をしたいと思います!
すっごく個人的な話。
テーマは「新卒で離島に移住って実際どうなの?」です。
「本音」というものはときに誰かを傷つけてしまうので、特に狭いコミュニティー(小さな島)にいるとオープンに打ち明けづらいですが、でもやっぱり本音にこそ大事な部分が含まれてるんじゃないかと思います。
(本音の本音)「島の公式noteで個人の記録するのやばいな….」
移住して4か月経過。思ったことは2つだ!
①行き詰まるし息も詰まる
「行き詰まるし、息も詰まる」
これは、言葉遊びがしたかったのではなくて、私の現状を表せる適格な言葉なのだ。
「離島一年目、一人暮らし一年目、社会人一年目」
だからなのかもしれませんが、わからないこと、できないことが仕事でもプライベートでも多すぎた。。
現在、私は地域おこし協力隊という制度を使って移住していて、知夫村役場の地域振興課に所属している。
仕事は、広報担当(情報発信担当)なのですが、それまでに情報発信担当の方が課にいなかったのでまず基盤がない。
つまり、新卒で何もわからないなりに自分で仕事を創っていく必要があった。
プライベートでは、まず電化製品の取り付けに一苦労。
不慣れな仕事を終えたあとに、不慣れな家事も待っていて、
「一旦休憩させてもらえませぬか…」という気持ちのまま1か月ほど経った頃には、だんだん職場の環境や家事に慣れてきた。
すると、どうだろう。
仕事に欲が出てきてぶっ飛ばしてしまったのだ。
なんせ、世に出したいけどまだ出ていない島の情報が多すぎる。「これは面白いし、伝えたい!」と思うからこそ暴走してしまった。
その結果、色々なことに手をつけすぎて身動きが取れなくなった。(チーン)
自分の役割や、責任感、「島に合わせないと」という自意識がいつの間にか自分自身を委縮させてしまっていた。
「知夫村」というワードを何回もタイピングする日々。(一人称並みの回数)
休みが週に二日あっても、本土に行くにはフェリーで2時間かかるし便数も少ないので島を出づらいという環境。
「知夫村」という竜巻の中にいる感覚になり、「どこでもいいから外の世界に逃げたいよう」といった気持ちを抱くようになった。
②都会とは異なる価値。苦行を積めている。
しかし、正直こうなることはわかりきっていた話で、私は「これ」を経験しにちぶり島にきた。
よく「都会暮らしに疲れたらなら田舎でゆっくり暮らそうよ」的な広告を見る。
確かに自然が多いし、職種も自分に決定権のあるものを選べば「ゆっくり」できるかもしれないが、田舎暮らし=「楽な道」ではないと思う。
私は、「これからの時代、離島(田舎)で若者が働くことの可能性について」知りたいし、この情報は価値があると思っている。
都会にいる若者の人口は多い。つまり、若者の多くは都会で体験できる価値を享受しているわけだが、都会にはない価値が離島(田舎)にはある。そして、その価値は都会の価値と同等の価値があると思っている。
離島(田舎)は確実に少数派の経験を積めるし、この経験を活かせれば色んな可能性につながる。
つまり、たとえばだけど、都会で働く仲間たちと情報交換(価値ある情報の相互理解)ができたら面白いなと思っているのだ。
新卒、つまり社会人一年目から離島で暮らすということは早いうちから稀有な経験を積めることになる。(可能性)
最後に
色々ゆる語り(ゆるいのか?)をしてみましたが、
わたしは今、
ちぶり島という秘境で、ここでしか経験できない苦しさを味わえていることに喜びを感じています。(ドM)
「都会にもまれたくない」という言葉がありますが、今いい意味で「田舎にもまれたい」と思っています。(ドM)
なんやかんや言いましたが、どこで何をするのも自分次第。
今ノリに乗っているちぶり島の「人」たちに負けないように、私は島の面白さを発信していきたいと思います!
これが、誰かの何かのきっかけになったらな~!!
読んでくださってありがとうございました!
良い一日をおすごしください!
【余談】
とがりすぎてすいません。笑
なぎんこ
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