【島の暮らし紹介】はじめまして!ちぶり島(知夫里島)です!
2023/03/26(更新)
はじめましてこんにちは!ちぶり島(知夫村)です!
ついに2022年6月にnoteを開設しました!
noteでは、「ちぶり島に行ってみたいな!移住してみたいな!」と少しでも思っていただいた方に、知っていただきたい情報を発信していきたいと思っています!
ちぶり島は島根県の日本海に浮かぶ隠岐諸島4島の内の一番小さな島です。
信号機はありません。
島民約600人、たぬき約2000匹、牛約500頭というちょっぴり変わったメンバー構成です。
note担当者紹介
①なぎんこ
知夫村役場地域振興課 地域おこし協力隊 広報(情報発信)担当
2022年4月に大阪府堺市から移住した新卒女子です。
昨年まで関西学院大学(文学部)に通っていました。
離島にも超不便なところにも全く興味がなかったのですが、、何故だろう、今、島にいる。。
これからnoteでの情報発信が始まりますが、YouTube投稿も頑張っています。(2日に一回投稿…睡魔と闘いながら編集しています)
note,YouTubeが島を知る、島に来るきっかけになったらいいなと思っています!!!
よろしくお願いします!
②山ちゃん
知夫村役場地域振興課 大人の島留学 水産(第一次産業)担当
大人の島留学という就労型お試し移住制度で、1年間知夫村に住みます!
知夫村役場地域振興課に所属し、第一次産業に携わります!
学生時代は沖縄と少しだけタイ、大学卒業後は鳥取、北海道知床、広島などをふらふらしていました。海が大好きなので、島暮らしは私にとって最高です!
③ まぎー
知夫村役場地域振興課 大人の島留学 ふるさと納税 担当
山ちゃんと同じく、知夫の大人の島留学1期生として2022年4月に来島。
埼玉県出身で中学生の頃から満員電車に揺られて都心まで通学した人口密集地エリート。
そのお陰(?)で人ごみと無縁の地方暮らしにそこはかとない憧れを抱き、気づけば人間より牛とタヌキが目立つ知夫里島へ。
旅好きで43/47都道府県に行ったことがある。でも島への長期滞在は初めて。
役場での事務作業を抜け出して牛飼いさんのお手伝いすることが何よりも楽しいこの頃。
ラスト Agoさん
知夫村役場地域振興課 商工・観光担当
島根県松江市出身 大阪、京都で17年生活し、娘の誕生を期に2019年、自給自足の暮らしを目指して移住先を探しました。
よい家と優しい担当さんに出会い、島の人のやさしさに触れて移住を決めました。
当初は地域おこし協力隊として大工さんの事業承継をミッションにして1年半活動をおこないましたが、逃げ出して(笑)役場の採用試験を受けました。
この知夫村は、自然が豊富で人が素朴、離島の中でも600人という人口規模から考えると不便が少ない住みやすい島です。
でも、自分が若い頃に住みたいと思えるかな、と考えると、、、無理っす。
でも興味を持ってアクションをくれる20代の方々に驚きとギャップ(歳の)を感じつつ興味津々です。
このnoteで皆さまが知夫にトリップしたような住民と同じ目線で島の情報をのぞき見して、楽しんでいただければ幸いで〜す。
★記念すべき一つ目の記事は、「島の暮らし基本データ」をお届けします!
主な施設一覧
・商店2(お買い物ここだけ。うそでしょ…。)
・電機店1
・床屋1 (女子どうする?!)
・ガソリンスタンド1 (釣り具レンタルもしています!)
・飲食店7 (2022年前半だけで4店舗オープン!!すごいな!!)
・消防署
・高齢者福祉施設
・ごみ焼却所
・駐在所
・開発センター1
・漁協1
【金融機関】(ATMあるところ)
・農協1
・郵便局1
【教育施設】
・小中学校1 (小中学校とは!?)
・図書館1(小中学校の中にあります。)
・保育所1
・寮1(中学生の島留学生が生活しています。)
【医療機関】
・診療所1 (病院はないの!?)
・歯科診療所1 (眼科とかないのね!)
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あれ??
電車、スーパー、ドラッグストア、コンビニ、コインランドリー、クリーニング、携帯ショップ、美容室など…都会に住んでいると当たり前の施設が全くありません。
(島でお金を使うとなると基本的に商店で買うか、食材・日用雑貨を買うか、飲食店に行くか、自販機で飲み物を買うくらいです。)
普通に生活をしている限り不便はありませんが、
「薬・雑貨・家具・電化製品が欲しい!」など、
お買い物がしたい際は、もっといろんな施設のある隣の島(海士町、西ノ島町)に渡ったり、本土に渡ったり、通販を利用したりすることで補っています。
多少不便を感じますが、自給自足的な生活に興味のある方にはもってこいの島です。
島には季節ごとに山椒、ふくぎ、ワカメなどが採れたり、お茶葉の材料になるような植物が育っていたりするので、食材を買わなくても手に入るものもあります。
商店
島には主に商店が2つあります!
・西谷商店:営業時間 8:00~20:00 (年中無休だけど年始だけお休み)
・あさひや商店:7:30~19:30(定休日曜日)
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商店ごとに品揃えは異なり、
大きなスーパーより商品数も少ないですが、食品の他に日用雑貨、雑誌、文房具、ごみ袋、魚釣り用の餌などが置いてあり、メーカーなどにこだわりがなければ特にお買い物に困りません。
(日用品:ppロープ、紙のケーキ型、紙皿割りばし、コンロ、木炭、カセットガス、ゴキブリホイホイ、制汗剤、シャンプーリンス、洗剤柔軟剤、歯ブラシ歯磨き粉、髭剃り、ポリデント、ヘアカラー、ろうそく、果物ナイフ、スプーン、ピーラー、消臭剤、フライパン、サンダル、靴下、長靴etc....)
乳製品や野菜果物など日が持たない商品は離島価格で本土のスーパーより少し高いです。また、お肉やお魚は冷凍されたものしか置いてありません。
本土のスーパーよりも商品のレパートリーは少ないですが、メーカーで迷ったりする必要がないし、お店を歩きまわる必要もないので、かえって便利説!?
飲食店
・【閉店】レストハウス神島:営業時間11:30~13:30(ラストオーダー13:15)
カフェタイム:13:00~15:30
※定休土、日曜日。TEL:08514‐2‐2230
Instagram:レストハウス神島(@chiburi.kanjima) • Instagram写真と動画
・小料理屋どんどん:営業時間【ランチ】11:30~14:00(ラストオーダー13:30)【ディナー】17:30~21:00(ラストオーダー20:30)※定休火、水曜日、不定休。TEL:08514‐2‐2174
堂下 勝也(@koryoriya_dondon) • Instagram写真と動画
小料理屋どんどん(@gaji1007)さん / Twitter
・ダイニングカフェDONA:営業時間11:30~13:30※定休月曜日。TEL:08514-8-2268
民宿なかはま(@minsyukNAKAHAMA)さん / Twitter
民宿なかはま(ダイニングカフェDONA) - Google マップ
・のらり珈琲:営業日:金土日 営業時間:金:11:30~20:00 (ラストオーダー19:00)土日:8:30~16:30(ラストオーダー16:00)
Instagram:のらり珈琲(@noraricoffee) • Instagram写真と動画
・らあ麺ちぶ里島:営業日:火水金土日 営業時間:平日 17:30~22:00(ラストオーダー21:30)土日:11:30~15:00(ラストオーダー14:30)
・創作家庭料理のお店おっかさん:民泊「小新家本店」併設、完全予約制、宿泊のお客様メインの営業、不定休、先ずは☎05036235316
(お問合せ→日程日時相談→ご来店)
(カウンター4席、テーブル2席×2、キッズテーブル2席×1)
・Chez SAWA(シェ サワ):不定休、完全予約制(前日まで)
最高8席、
ランチ 11:30~14:00 (¥2800~)
ディナー18:00~21:30 (¥3800~)
☎050-8885-0767
・牡蠣小屋弁当販売:※注文は当日の午前10時までに連絡してください。営業日:月水木金曜日。配達可能。
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島の飲食店はなんと6つだけ!
「レストハウス神島」では
見晴らしの良い「ホテル知夫の里」に併設されています。木のぬくもりを感じる店内で、ボリュームのあるランチがいただけます。
「小料理屋どんどん」は
2022年4月15日にオープンしたばかりで島唯一のの居酒屋さんです。方言強めな大将と優しいお母さん、そしてすこし天然ぽいところが素敵な店主が営んでいます。
「のらり珈琲」は、
2022年5月末にオープンしたばかりです!若夫婦が営むおしゃれなカフェでスパイスカレー、イタリアンプリンなどこだわりのドリンクとともにいただけます。
「らあ麺ちぶ里島」は、
2022年8月12日オープンしたばかりです!
2022年1月に地域おこし協力隊として島に移住された海老そばの父、野本栄二さんが長尾ウッドハウスで営まれています。
「創作家庭料理おっかさん」は、
2022年8月23日にオープンしたばかりです!
民泊「小新屋本店」に併設されている飲食店です。地元で採れた魚、野菜などを使った料理、そしてお酒をいただきながらおっかさんと愉快なトークができます!
「ダイニングカフェDONA」は
民宿なかはまと同じ建物で営業されています! こだわりオーガニック野菜だけを使って作られたサザエコロッケが売りの飲食店です。昔ながらのおうち感のある飲食店です。
「Chez SAWA」は
2022年10月にオープンしたばかりの隠れ家フレンチ料理屋さんです!
農家さんとシェフさんで営業されているため、その日採れたての野菜が使われた料理がいただけます。
営業しているかは知夫村観光協会のストーリーで毎日更新されていますので、ご覧ください。
島のお仕事
島の人々はどんなお仕事をしているのでしょうか?
20代から50代の職業別人口の割合です。
公務(役場警察消防)20%
教育学習支援事業 14%
社会保険・社会福祉・介護事業 8%
農業(農家&畜産)8%
観光業(ホテル・観光協会)8%
無職 7%
医療業・保険衛星・保育 6%
漁業 5%
建設業(土木、設備、職別工事)5%
複合サービス業(郵便局、協同組合 )4%
飲食料品小売り業(商店等小売店舗・飲食)4%
その他の運輸業 2%
学生 2%
娯楽業(渡船業)1%
食料品・たばこ製造業(水産物加工)1%
電気・ガス・熱供給・水道業(ガソリンスタンド) 1%
専門・技術サービス(商工会) 1%
対個人サービス業(理髪店etc…) 1%
情報通信業(IT関係) 1%
道路貨物運送業(宅配業) 1%
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全体的に人手不足です。
ちぶり島の主な産業は畜産、水産、観光です。
島ならではのお仕事がたくさんありますので、今後各お仕事の詳細に関してはnoteでご紹介できたらと思います!
島の地区紹介(全7地区)
①大江(おおえ): 島の中心。湾が最高にきれい。
②郡(こおり):島の中心。島の「銀座通り」がある。(へ?)
③多沢(たたく):もともと漁師さんが多く住んでいた。若者住民が最近増えた。
④仁夫(にぶ):牛飼いさんが多く住んでいる。面白い人が多い。
⑤来居(くりい):ターミナルがある。釣り人たくさん。
⑥薄毛(うすげ):無人島にある海水浴場へ行ける遊歩道がある。
⑦古海(うるみ):とても静か。高齢化著しい。
それぞれの地区には特徴があり、知れば知るほどその地区のことが好きになります。
詳しくはまた地区紹介の記事を作ろうと思いますので、お楽しみに!!
最後に
人口が620人ほどで人手が足りないです。
すぐ何か欲しいものが手に入ることもありませんが、だからこそみんなで助け合って生活をしています。
ちぶり島に来てみると感じる「人のあたたかさ。」
観光地「赤壁」、「赤ハゲ山」、島全体の景観もとても素敵ですが、何よりもなにもないところで何かを始めよう、島の問題を解決しようと日々挑戦している島民が面白いです!
とりあえず、観光地に行く+島民に会いにちぶり島へぜひ遊びにきてみませんか?
知夫村役場サイト
中学生のちぶり島での島留学に関してはこちらを
http://www.vill.chibu.lg.jp/gyosei/life/needs/needs03/77
by なぎんこ
余談
知夫村noteの第一投稿目はなぎんこでした!
「稟議書!?」
ちぶり島公式noteを作りたいと役場の方に伝えると、稟議書を作成するようにと言われました。
このワードを聞いてはじめて社会人になったことを実感しました。笑
いぇい。
これからもよろしくお願いいたします。