【イベントレポ】第15回みなとオアシスSea級グルメ(R)全国大会 in境港
11月9日(土)・10日(日)の2日間、鳥取県境港市にて全国の海の幸グルメが集まるイベントが開催されました。
その名も、第15回みなとオアシスSea級グルメ(R)全国大会 in境港 ~未来へつなげる「おいしい海」と「たのしい港」~。
クルーズ客船も寄港する境夢みなとターミナルに、北は北海道から南は鹿児島県まで、30以上の地域が参加しました。
(「Sea級グルメ」は一般社団法人ウォーターフロント協会の登録商標です。)
初参加のみなとオアシス知夫里島からは、民宿なかはまさんの【ちぶり島コロッケ】が出展。
近くの夢みなと公園では朝市も開かれ、秋晴れの下、多くの人でにぎわいました。
強風のなかの1日目
航空自衛隊C-2輸送機の記念飛行をもって開幕した本大会。
朝は穏やかな天候でしたが、次第に風が強まり、この日は強風のなかでの開催となりました。
雲を吹き飛ばしてしまうほどの強風。
日差しはぽかぽかなのに、冷たい風が吹きつけ、肌寒い1日に。
境港と知夫里島の来居(くりい)港は、直行フェリーが運航しています。
ブースには「知夫出身だよ」「親戚が知夫に住んでいるよ」というご近所の方もたくさん来られました。
販売した【ちぶり島コロッケ】は、知夫里島産の特産品とオーガニックの野菜を使用した、からだにやさしいコロッケ。
衣に使うパン粉も特注で、サクサクほろほろの食感が特徴です。
味付けは塩と砂糖少々だけですが、ソースをかけなくてもそのままでおいしく食べられるほど、素材の味をしっかり感じられます。
今回はさざえコロッケとめかぶコロッケの2種類。
イベント用のハーフサイズを2個ずつ4個入りの提供でした。
オンラインショップでは大きなサイズで販売しておりますので、気になった方は下記LINKからご覧ください!
小さなお子様から年配の方まで、幅広い層の方が足を寄せてくださり、2日目の分を少し使っても、16時販売終了を待たずに当日分が完売しました。
アツアツな2日目
魚市場の競りで使われる鐘の音で始まった2日目。
この日は少し雲がありましたが、風は穏やかで前日よりは温かい、イベント日和となりました。
2日目は前日以上に多くの来場客でにぎわいました。
一時は提供が追い付かないほど。
ですが日差しが陰り、肌寒いときにアツアツの揚げたてをご用意することができ、結果としては良かったのでは……? と思ったり思わなかったり。
知夫里島観光大使の中村凪沙さんも取材に来られました。
後日YouTubeでイベントの様子が公開される予定ですので、そちらも是非ご覧ください!
島から追加コロッケも届きましたが、2日目は15時の閉会式を前に完売。
来場者投票では惜しくも入賞を逃しましたが、知夫里島のことを多くの方に知っていただけたイベントであったと思います。
たくさんのご来場、誠にありがとうございました!
未来へつなげる「おいしい海」と「たのしい港」
今大会のテーマは「海の環境保全」。
食事の提供にはリサイクル可能なプラスチック容器が用意され、マイ箸・マイバッグの持参、公共交通機関の利用が呼びかけられました。
閉会式では、ごみの排出が一番少なかった団体の表彰も。
2050年には魚介類の総重量より、海を漂う海洋プラスチックごみの重量が上回ってしまう、という試算も出ています。
知夫里島の海水浴場や船着き場でも、うちあげられたごみを多く見かけます。
時期によっては、朝に拾っても、夕方にはまた溜まってしまうほど。
海洋ごみは海岸の景観を損なうだけでなく、海の生態系にも甚大な影響を与えます。
漁業は知夫村を支える主要産業の1つです。
本土に比べ、資源の限られた離島では、持続可能な社会づくりがとても身近で喫緊の課題に感じます。
海の恵みを長く受け続けるためにも、今大会のように、環境保全に努めていきたいと思います。
LINK
民宿なかはまさんのちぶり島コロッケはオンラインショップでもご購入いただけます!
ちぶり島コロッケをはじめ、ふるさと納税の返礼品には様々な知夫里島の特産品を取り揃えております。
知夫里島の観光情報に関しては、こちらから!
(文:R6年度大人の島留学生 佐藤)