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Vol.3小さな島の観光協会の中を覗いてみた。島を楽しむ好奇心!地域活性化企業人にインタビューしました。

こんにちは。役場でインターンしていた髙橋です。島でのインターン、ラストの業務は観光協会のインタビューです。

今回、観光協会の3名(えいちゃん・小西さん・澤岡さん)にインタビューをしました。

大人の島留学生えいちゃん・観光協会事務局長小西さんの記事もぜひ!

アンカーはJTBの澤岡さんです。

ほんわかした雰囲気の観光業界のベテランお兄さん。新しいことがどんどん生まれそうな、好奇心旺盛で行動力を見習いたいです!

澤岡 祐太

釣り・クラフトワーク・珈琲・読書・料理などなど多趣味で様々なことに挑戦し続けている。JTBから地域活性化企業人として知夫村へ出向。2022年7月より観光協会に席を置く。

ー担当業務はなんですか?

業務は大きく2つあって
1つ目は、観光協会の業務としてお客様対応やHP改修、隠岐を面的な形でブランディング力を高めるなど、連携を強める・繋げる役割を担っています。
2つ目は、課題解決と活性化を図るための取り組みとしてテントサウナを活用した観光コンテンツの造成だったり、秋の神社仏閣をテーマにしたツアーなどのイベントの企画をしています。

ー知夫に来ることになったのは何故ですか?

旅行会社のJTBから出向と言う形で観光協会に勤務していて、JTBと隠岐DMO4町村が去年の4月に包括連携協定を結んだことがきっかけで、地域活性化・隠岐ジオパークのブランド力向上を図った連携をするためにここにきています。

具体的には、地域の観光計画(観光コンテンツやアクティビティ)・宿泊者向け体験プラン企画・ガイドの育成計画、その他、地方創生に関する取り組みをしています。

ー働いてみてどうですか?

これまでは、JTBの店に来た際に予約をする時のカウンタースタッフでお客様を送り出す”発”側の目線だった。それが、今は”着”側で実際にお客様目線で喜んでもらったり、再来訪意欲・消費額の向上であったりとか、満足度向上に繋げるための働きかけができるのは(仕事内容としては)畑違いだけど目線が変わっただけ。やりがいがありますね。

ー ”発”側と”着”側 どちらが好きですか?

どっちも好きかな。(カウンタースタッフとして)10年以上働いていたから、考えが凝りかまっていると思う。目線を変えられるいい機会かな。

今は、(イベントなどの)立案から行動まで実際に起こすことができて、
地域が応援してくれるし、形として残せることができるのは楽しいよね。

ー知夫の好きな過ごし方は?

春から秋は釣りが好きなのね。去年も風さえなければ釣り、仕事が終わりにそこに投げて帰る(笑)

あとは、自分自身もまだ見たことがないいったことがない(知夫里島の)中を自分の目で見て感じて伝えられる行動をしたいなと着任からずっと思っているから、知夫の色んなところに行ってみたりしてるかな。

地域に住んでいる身としてお客さんに「赤壁・赤ハゲ山・島津島いいですよ」でおわるだけならネットでいいわけじゃん。住民しか知らない知識を求めて観光に来られたりする方もいるし、自分に足りないのはなんだろうってなったときに地域のことをもっと知っていくことが必要だと思った。

他にも料理もするしお菓子も作るし、最近はシーグラス集めてお土産品を作ろうかなとか。気候が良い時はベランダで読書したり。地域活性の部分であったりとかマーケティングSNS運用、いろんな分野の読書も好きだし。基本ゲームしないしテレビも見ないね。最近はウイスキー樽で豆を発酵させたコーヒーを飲んでみたりしたよ。

(呟き・雑談)みんなが持っている好きって言うつながりから地域のコンテンツが生まれたら面白いよね。地域に入っていろんな人と交流すると、いろんな気づきやアイデア・ネタ造りになる!

ー知夫の魅力的なところは?

五感が整う・五感に響く島というところかな。

見るって言う部分で言うと赤ハゲ山からのダイナミックな景観であったり、赤壁の600万年の火山の跡とか島津島の…..「夏経験してないんだよねーーもうこれはねえ、いやほんとまじで来て!!笑(インタビュアーへ向けて)」青々とした海に広がる島並みの景観だったり。”食”の部分で言うとDONAさんの家庭料理タイプ、どんどん地域の魚を食べられる且つ居酒屋、らあ麺ちぶ里島chez sawaはフレンチ、のらり珈琲というカフェもあるし。600人の島で食のバラエティがあふれることありますか!??って思う笑


あと、体験だね。ここを今私が推進しているところ。SNSを見て確認するような観光って面白くないじゃん。実際に景観も大事なんだけどこっちに来て知夫でしかできない体験だったり食べられない食は印象に残りやすい。味までは覚えてなくても記憶として残るといいなあって感じるね。

食・景観・体験を五感で楽しめる島だと思う!

インタビューを終えてみて あとがき

観光に携わり、案内や説明をする人として自分が知夫里島のことを知ってお客様に伝えられるようにする。と言うことを徹底している勤勉な仕事への姿勢に憧れます。わからないことも優しく丁寧に教えてくれるお兄さんです。

澤岡さんに話しかけたら、一味違った知夫里島の楽しみ方を教えてくれるかもしれないですね!

取材・編集(髙橋)撮影(吾郷さん)

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